大蔵海岸公園 OKURA BEACH PARK

自然観察センター

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大蔵海岸公園自然観察センター

大蔵海岸公園自然観察センターには、生き物にちなんだ図鑑や絵本を約100冊設置しています。自然観察ゾーン(磯浜)での生物観察に必要な網やマリンシューズ、バケツ、ライフジャケットなどの観察資材を無料で貸出します。環境学習等の学びの場として「遊び、学び、喜び」を体験できる施設です。

※当該事業は、利用者に対して観察資材を貸出し、干潟として整備された大蔵海岸磯浜の本来目的である海とのふれあいや、生き物の観察等をより安全に利用できるように補助するものです。
観察資材の貸出には数に限りがありますのでご注意下さい。
また、潮位が高い時はタイドプールの利用は出来ません。(観察資材の貸出しも行いません。)

自然観察センターの運営日時は、
毎週土・日・祝日の午前10時~午後4時まで

自然観察ゾーン(タイドプール)開所予定日(随時更新)

【タイドプール利用可能日時】

今年度の自然観察センターは令和6年6月22日(土)より開始します。
今年度の自然観察センターは令和6年10月14日(月・祝)をもちまして終了いたしました。
ご利用頂きました皆様ありがとうございました。

自然観察センターの場所

拡大図

満潮時

干潮時

大蔵海岸生き物図鑑

アミメハギ

オヤビッチャ 幼魚

ナンヨウツバメウオ 幼魚

ニジギンポ 幼魚

マダイ 幼魚(チャリコ)

ハナオコゼ

アオリイカの卵

カワハギカワハギ科

分布域
青森県~九州の日本海・太平洋湾岸
生態
海底が砂地、または小石混じりの砂地に単独、もしくはペアで生息。幼魚は、海藻の多い浅い岩礁域に棲んでいる。流れ藻についていることもある。

アミメハギカワハギ科

分布域
北海道~九州の太平洋沿岸、青森県~九州の日本海
生態
沿岸の浅い岩礁や砂地に生息する。体に白っぽい斑紋が並び、網目状に見え、体色の変異が多い。幼魚は流れ藻や付着物につく習性がある。

イシダイイシダイ科

分布域
日本全域
生態
浅い岩礁に生息し、くちばし状となった頑丈な口で、甲殻類や、貝、ウニなどを捕食する。成魚は警戒心が強く、危険を感じると逃げる。幼魚は好奇心が強く、ダイバーにまとわりついたりする。

オヤビッチャ 幼魚スズメダイ科

分布域
青森県以南、八丈島、小笠原諸島、屋久島
生態
水深12メートルより浅い岩礁やサンゴ礁で、群れで泳ぐことが多い。幼魚は浅いタイドプールや内湾で見られる。3センチより小さい幼魚は流れ藻に付いて生活する。

ナンヨウツバメウオ 幼魚マンジュウダイ科

分布域
岩手県以南の太平洋岸、成魚は琉球列島以南に多い
生態
成魚は眼を通る黒い線があり、やや吻がとがる事が特徴。幼魚は、茶色くひらひらと漂うように泳ぐことから枯葉に擬態している。枯葉や枯枝の流れる所を一緒に移動していることが多い。

マハゼハゼ科

分布域
北海道~種子島
生態
河口域付近を中心に、内湾の砂底、泥底に生息する。肉食で、ゴカイや甲殻類を捕食する。また大きいものは稚魚も食べる。寿命は1年~2年と短い。

イカナゴイカナゴ科

分布域
北海道~九州
生態
沿岸の砂泥底に生息し、主にプランクトンを食べている。海水温が高い夏は砂に潜って、夏眠をする。体長は大きいもので25センチほどになる。

ニジギンポ 幼魚イソギンポ科

分布域
北海道~九州の各地沿岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島
生態
内湾の浅い藻場などで見られる。藻、海藻、ロープ、ブイなどに寄り添う傾向が強い。流れ藻にも付くため、各地で普通にみられる。

マダイ 幼魚(チャリコ)タイ科

分布域
北海道~九州、八丈島、屋久島、沖縄県
生態
幼魚は内湾や沿岸の浅い砂底で生活するが、成長すると水深30~200メートルの岩礁域へ移る。接餌は午前中に行うことが多いとされている。

ハナオコゼカエルアンコウ科

分布域
日本各地
生態
岸からやや沖合の流れ藻や浮き漁礁、ブイなどについている。餌を食べる時の速度はすべての魚の中でもトップクラスに早い。カエルアンコウの仲間は泳ぎが苦手。

メジナメジナ科

分布域
北海道~九州の太平洋、日本海
生態
沿岸の岩礁域、波当たりの強い荒磯に多く生息する。幼魚は、タイドプールなどの浅い水域にいる。関西で「グレ」と呼ばれる人気の魚。

メバルフサカサゴ科

分布域
北海道南部~九州
生態
口が大きく、また大きく眼が張り出している為名前の由来となっている。海岸近くの海藻が多い岩礁域に群れで生息する。ち泳ぎをすることもある。

ボラボラ科

分布域
北海道~九州南岸の日本海、東シナ海、太平洋沿岸
生態
内湾性の岩礁の砂泥底に群れで生息している。砂を砂泥ごと口の中にかき集め、藻類を削り取って捕食する。海面上にジャンプする習性がある。

アオリイカの卵ヤリイカ科

分布域
北海道以南の沿岸
生態
通常は深場に生息するが、春から夏にかけては産卵の為浅場にくる。海藻や岩の隙間に産卵。卵にはバクテリアがいて、他の魚に食べられることはない。

触るとキケン!
\ 海の危険な生き物 /

オニオコゼ

アカクラゲ

カツオノエボシ

ヒョウモンダコ

ウミケムシ類

スベスベマンジュウガニ

ハオコゼ

キケン!
体長10cm程度で藻場や岩場に広く生息。背びれのトゲに毒を持っています。

オニオコゼ

キケン!
体長25cm程度、周囲に体の色を合わせたり、砂にもぐって姿を隠します。背びれと胸びれに毒を持っています。

アカエイ

キケン!
砂泥底の水域に生息し、幼魚はごく浅い場所に出現します。尾に毒のあるトゲを持っています。

ゴンズイ

キケン!
浅い岩礁で見られます。普段は群れで行動していて、背びれに毒のトゲを持っています。

クサフグ

キケン!
内湾の岩礁域、藻場に生息します。毒を持っているので食べることができません。

ガンガゼ

キケン!
岩礁帯に生息する大型のウニです。トゲは折れやすく、先端には毒があります。

アカクラゲ

キケン!
傘から下に伸びる触手に毒があります。クラゲの死後も毒があるため、打ち上げられたものでも注意が必要です。

カツオノエボシ

キケン!
傘から下に伸びる触手に毒があります。クラゲの死後も毒があるため、打ち上げられたものでも注意が必要です。

ヒョウモンダコ

キケン!
浅い海に生息している小さなタコです。刺激を受けると青い丸い斑紋が浮かび上がります。フグと同じ毒を持っています。

ウミケムシ類

キケン!
釣りの餌に使うゴカイに近い仲間です。体側に生えている剛毛に毒があります。 

スベスベマンジュウガニ

キケン!
内湾の岩礁域、藻場に生息します。毒を持っているので食べることができません。

遊び方のルール

熱中症対策など直射日光を避ける帽子や日焼け止めの準備
水分補給や適度な休憩を取る

マリンシューズや手袋などを着用し、怪我をしやすい格好は避ける
岩場や貝・ガラス片などで怪我する恐れがあるので注意しましょう
(ビーチサンダルなどは怪我をしやすいです)

毒を持っている生物(クラゲ・貝類・タコ・魚など)が生息しているので注意しましょう!
※毒を持っている生物には絶対触らない。

単独での行動は避け、保護者は常に子供から目を離さないで下さい。

注意事項

自然観察ゾーン等の利用は自己責任です。保護者(大人)付き添いの上、ご利用ください。

自然観察ゾーンでの生き物観察は、波浪等がなく静穏な天候時の干潮前後の時間帯が原則です。

潮位が高い時間帯に海中に入るのは危険です。波打ち際での(お子様の膝下位まで)ご利用をお願いします。

自然観察センターでの禁止事項

公園内の禁止事項と自然観察センターでの禁止事項を守ってご利用ください。

保護者は子供から目を離さない
(潮位が高い時に海へ入るのは危険です)

犬のフンやゴミは放置せずに持ち帰りましょう

遊泳禁止

焚火やバーベキューなど火気を使用する行為は禁止です

周囲に人が居る時の釣りは禁止です

フィンやシュノーケル、モリ、ヤス使用は禁止です

公園内全面禁煙
(加熱式たばこも対象)

立入禁止区域の進入は禁止です
(防護柵を越えない)

ボート類の使用は禁止です(動力付き含む)

大蔵海岸公園内その他施設 ※お問い合わせは各窓口までお願いいたします。